word : 聖書 [せいしょ]
subword : 旧約聖書[きゅうやくせいしょ]/新約聖書[しんやくせいしょ]/新共同訳[しんきょうどうやく]/口語訳[こうごやく]/文語訳[ぶんごやく]/聖句[せいく]/御言葉[みことば]/愛誦聖句[あいしょうせいく]/詩編[しへん]/交読詩編[こうどくしへん]
【聖書】とは、キリスト教の教典のこと。ユダヤ教由来の【旧約聖書】とイエス時代以降の【新約聖書】という区分があるが、合わせて聖書と呼ぶ。普通は聖書と言うと書物のことを指すが、聖書の文言そのものを指すこともままある。
日本語の聖書でも出版元や時代によって訳が違う。現在日本で比較的多く用いられているのは日本聖書協会の【新共同訳】という訳で、プロテスタントとカトリック両方で使えるように訳されたもの。これ以前では【文語訳】・【口語訳】・【新改訳】などの訳がある。
【聖句】とは、聖書に書かれた言葉のこと。【御言葉】などとも言う。
【愛誦聖句】とは、ある人が好んで読んだ聖書の言葉のこと。葬式や記念会では説教のための聖句や招詞(招きの言葉)の選択にあたり、故人の信仰生活を思い起こすために故人の愛誦聖句を採り上げることもある。また式次第に愛誦聖句を載せることもある。
なお愛誦聖句に関しては「誦」を讃美歌と同じように「唱」と書く場合もあるが、逆は見たことがない。
「聖書」のうち旧約聖書に含まれる【詩編】(訳によっては詩篇)を、礼拝において司会者と参列者が交読(交互に読む)するために編集したものを【交読詩編】と呼ぶ。単独の冊子のほか、讃美歌集や聖書の巻末に挿入されていることもある。
▽ 注釈・参考資料等
< 注釈 >
< 参考資料 >
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