word : 司式 [ししき]
subword : 司式者[ししきしゃ]/司会者[しかいしゃ]/説教者[せっきょうしゃ]/式次第[しきしだい]/プログラム[program]
【司式】とは、式典を司り諸式儀礼を行うこと。司式を行う人(牧師)を【司式者】と言う。葬式だけでなく結婚式でも言う。主にプロテスタントで用いられる語。
教会によって、説教を含め司会進行全般を行う牧師を指す場合と、説教者を別に立て司会進行のみを行う牧師を指す場合がある。また説教と祝祷のみを行う牧師を司式者と言う場合もあり、その際には別にそのほかの部分の司会進行をする【司会者】を立てる。
【説教者】とは、「説教」を行う人(牧師)のこと。主にプロテスタントで用いられる語。
司式者と同一であることも多く、あえて説教者という場合には司会進行をせずに説教だけ(祝祷も行うことが多い)を行う人を指すことが普通。
【式次第】とは、各々の式の内容の順序(式順)のこと、またそれを印刷した紙のこと。【プログラム】とも言う。讃美歌の楽譜が挟みこまれていることもある。
印刷を葬儀社に依頼する場合、一般葬儀社では聖書や讃美歌集を持っていなかったり、訳や歌集の違いがわからなかったりする場合も多いので注意が必要。かといって教会で印刷するとなると牧師や教会員の負担が大きいことも事実なので、可能であれば依頼することの多い葬儀社とは事前にレイアウトや讃美歌のコピーなどについて相談しておくとよい。
用紙や体裁は教会によって様々だが、キリスト教書店などでは式次第専用の用紙も扱っている。
→関連項目 プロテスタント葬儀用 式次第(印刷物)の作成
▽ 注釈・参考資料等
< 注釈 >
< 参考資料 >
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