質問 |
「4」や「9」は縁起が悪いと避けられがちですが、キリスト教でも同じでしょうか? |
回答 |
キリスト教において「4」や「9」という数字を縁起が悪いと捉える考え方はありません。 そもそも数字の「4」や「9」を縁起が悪いと考える根拠は、その音(読み)が「4=死」「9=苦」という言葉を連想するからである、とされております。これは特定の宗教に起因するものではなく、特に漢字文化圏独特のものと考えられます。 縁起を担ぐという考え方自体は世界各国にあるようです。たとえばキリスト教圏においては「13」を避ける傾向があるようです。「13」とはつまり、最期の晩餐の人数(イエスと12人の弟子)なのですが一般的キリスト教諸派において「避けるべき数字」と定義されているわけでもないようです。 これより先は私見でありますが、特定の数字を「忌み数」と捉える考え方には賛同しかねます。 たとえば、4月9日が誕生日という方も多いでしょう。13日の金曜日にお生まれになった方も少なくないはずです。6月6日の6時にお生まれになった方もいらっしゃるでしょう。 では、それらの方々は縁起の悪い出生だったのかということです。断じてそのようなことはないのであります。 [ 回答者:岡田守生 ] 2014/01/11
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実務者・研究者への補足 |
特にありません。 |