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質問
教会の婦人会一同として御花料を頂きましたが、お返しはどのようにすればよいでしょうか?
回答
もしお返しをするなら、多人数でつまめるお菓子の詰め合わせやお茶などにするのがよいと思います。

 会社や教会、自治会などの団体や有志一同として御花料(御香典)を頂いた場合、例えばそれが会の規定によって一律に支出される弔慰金であれば、あえて返礼をしなくてもよいでしょう。相手が集団の場合、ひとつの物を返してもそれを誰が受け取るか相手も迷ってしまいますし、かといってそのグループに参加している全員にひとつずつ返礼をすると、多大な出費となって御花料の意味が無くなってしまうことにもなりかねないからです。

 しかし、ご厚意に対してどうしてもお礼をしたいということであれば、そのグループの会合などの際に参加者がそれぞれ適当につまめるようなお菓子や、みんなで分け合えるお茶・コーヒーなど、またタオルなどそのグループの中で共用できるものにしておくとよいのではないかと思います。別段、葬儀社のギフトカタログから選ばなくても、グループの中で不足していることが判っている文具や消耗品などでも喜ばれるでしょう。

 なお教会などから御花料を貰った場合に、当たり前のように献金として教会に返すべきなどという意見も時折聞かれますが、あくまで御花料は弔意の表明という性質、また併せて葬儀費用の負担などに対する扶助の性質を持っているのですから、経済的にあまり余裕がない場合には無理に返さずにありがたく使わせて頂いたらよいでしょう。また余裕ができた時に感謝して献金すればよいのです。
[ 回答者:高見晴彦 ] 2014/01/19
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