質問 |
お葬式で弔辞を読みたいのですが、どのようなことに気をつければよいでしょう? |
回答 |
葬儀において弔辞を奉読される場合は可能な限り早急に、ご遺族そして葬儀を取り仕切る葬儀屋さんに対してその意向をお伝えし、その了解を得るようにします。 「弔辞」とは亡くなられた方に対するお別れの言葉です。生前の故人に対してお世話になった方や親交の深かった方から、故人の生前の功績や人柄を讃えたり故人との関わりで生まれた思い出を語った上で、その冥福を祈る言葉を述べるものであります。 弔辞奉読の際に注意しなければならないのは、事前に葬儀式典の中での時間配分を考える必要があるということです。特に葬儀後に火葬を行うお葬式の場合、火葬場の予約葬時間の関係上、葬儀式典の時間には限りがあります。従って、葬儀式典の時間内で弔辞奉読の時間を調整する必要があるのです。 仮に葬儀開始期直前になって「弔辞を読みたい」と申し出た場合、葬儀を司る司式者(ご住職や牧師、神父など)と葬儀を取り仕切る葬儀社が苦慮する、ということにもなりかねません。 弔辞の長さとしてよく言われるのは、「400字詰め原稿用紙に2枚分程度」とされます。奉読の時間にして約3〜4分といったところでしょうか。その長さに特に決まりがあるわけではないのですが、あまり長くならない方が無難である、ということです。 [ 回答者:岡田守生 ] 2014/01/23
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実務者・研究者への補足 |
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