CCFI・葬儀なんでも質問箱 > あなたが中心となって葬儀を営むとき
質問
火葬を終えた故人の埋葬(納骨)はいつまでにすればいいでしょうか?
回答
遺骨の埋葬(納骨)について、特段の期限はありません。

 火葬を終えた焼骨(遺骨)の埋葬期限に関しては、法的に具体的な期限は定められておりません。つまり遺骨の埋葬(納骨)は、当該遺骨の『火(埋)葬許可証』があれば、いつでもできるということです。
 仏教的な考え方からか「納骨は忌明けの時期から遅くとも一周忌までに終えるべし」という認識があるようですが、その限りではありません。「大切な家族の遺骨だからしばらく自宅で一緒に過ごしたい」ということで、数年間自宅に安置される方もあります。また一方で、たとえば葬儀を終えた火葬の終了後、そのまま墓地(或いは納骨堂)へ行って納骨されるという方もいらっしゃいます。

 仮に私が納骨をする立場だとしたら、春や秋といった、過ごしやすい気候の時期を選ぶと思います。(屋内納骨堂を除いて)納骨は一般的に屋外で行うものですから、暑い夏や寒い冬に納骨となると、立ち会われるご家族に負担がかかることが考えられるからです。
 納骨の際に牧師や司祭が立ち会わなければならないということはありません。しかし「納骨式」としての祈りをいただくのが一般的ですので、納骨の前に所属教会の牧師や司祭にご相談されることをお勧めいたします。
[ 回答者:岡田守生 ] 2016/04/08
関連する質問
 まだありません。
実務者・研究者への補足
 特にありません。