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質問
分骨とは何ですか?
回答
「分骨」とは、火葬した遺骨の一部を分けて別の場所に保管・納骨することをいいます。

 分骨は、亡くなられた方の遺骨を複数の場所(墓地・納骨堂など)に分けて納骨するために行うためのものです。たとえば「遺骨は教会の管理する納骨堂に納めるが、その一部は家族のお墓に納骨したい」といった場合に行います。或いは昨今いわれる「手元供養」というかたちで、遺骨の一部を手元に置いておかれたいという場合もあります。

 分骨するタイミングは大きくふたつが考えられます。ひとつは火葬する段階で分骨する場合と、もうひとつはすでに納骨した遺骨の一部を取り出して、別の場所に納骨するという場合です。

 火葬の段階で分骨する際は、火葬を行った火葬場で分骨した遺骨の為の『火葬証明書(或いは分骨証明書)』を発行してもらいます。すでに納骨された遺骨の分骨の際は、墓地管理者に申請して『分骨証明書』を発行してもらうこととなります。いずれも、当該遺骨がどなたのものかを証明する書類ということになります。そして分骨した遺骨を納骨する際、納骨先の墓地(或いは納骨堂)管理者に、分骨した遺骨の『火葬証明書(或いは分骨証明書)』を提出することとなります。
[ 回答者:岡田守生 ] 2016/04/11
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