ギャラリー


地上の祖父を送る
 2005年、祖父の葬式。日本基督教団塚口教会(兵庫県尼崎市)において。
 私自身が担当し、長男である父と打ち合わせ施行した。しかし結果的に自分自身の立ち位置に困り、親族の葬儀は担当するものではないと思い至った。
 ちなみに身内にもかかわらず見積を完全に定価で取ってきたため、後で(当時の)社長が「生真面目すぎる」と呆れながら値引きをしてくれたという裏話がある。(高見)

模擬祭壇
 2012年秋に東京で催された「いのり★フェスティバル2012」で出展した模擬祭壇。
 当時もにーさんの勤める一般葬儀社である株式会社縁に依頼し、資料写真などで雰囲気の要望を伝えて作ってもらったもの。一般葬儀社はキリスト教葬儀の飾りが苦手だというイメージが教会内にはあるが、単にどのようなものが教会人に好まれるかということが伝わっていないだけのことも多いので、丁寧に要望を伝えることができていれば一般葬儀社でも生花に関しては十二分な施行が可能である。
 なお棺も特殊なものでなく、一般に流通しているものにキリスト教的な棺掛けを掛けただけ。こういった小物もうまく活用すれば、専門葬儀社のない地域であってもキリスト教葬儀らしい雰囲気作りに苦心することも軽減されるだろうと期待できる。(CCFI)

記念会
 遺骨を置いて行われる記念会。日本基督教団神戸多聞教会(兵庫県神戸市)において。
 特に複雑な準備を要しない記念会までわざわざ葬儀社を用いることはあまりないが、この時は中心となるご遺族が遠方であったため、遺骨を持ってくるだけで済むようにと珍しく準備の依頼があった。
 向かって右に置いてある骨箱は8寸のもの。関西の標準的な骨壺は4寸程度だが、それでは目立たないためこの中に一時的に骨壺を入れる。左のグレーっぽい小さな立て板は、写真を立てるための自作の台。(高見)

フラワークロス豪華版
 出棺時に棺の上に置く、花束代わりの生花で作った十字架。全長約70cm。
 撮影時、燃やしても大丈夫な十字架型のオアシスを導入した直後だったために、どう考えても花屋さんが力を入れすぎただろうという豪華作品になってしまった。なおこのオアシスの下には同じ形の木の板が貼り付けてあるだけなので、挿してすぐだと水が滴るのが欠点。(高見)

薔薇献花
 献花にはカーネーションなどを使用することが多いが、この時はご遺族の希望で薔薇を使用した。
 ところで華やかな薔薇はそれ好む人も多いが、高価なので会葬者数が多い時は献花に使うには経済的負担も大きい。予算が厳しい場合は無理をせず、祭壇の写真周りなどに多めに入れておいて、お別れをする時に顔周りや胸元などに集中的に飾ってあげるといった方法を考えてもいいだろう。
 なお仏教葬儀では伝統的に棘のある花を葬儀に用いてはならないとよく言われているが、キリスト教葬儀でそういう話を聞いたことはない。(高見)


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